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『デトロイト・メタル・シティ』という名の青春。
 久々に映画館で映画を見ました。『デトロイト・メタル・シティ』。漫画が原作の映画。

 渋谷系の音楽がやりたくて、音楽業界に飛び込んだものの、実際のところは、デス・メタル・バンドのボーカルとしてブレイクしてしまった青年のお話。

 先日、2008年のリメイク版『椿三十郎』を見て、松山ケンイチの演技が面白く、見てみようと思った次第。その後、『Death Note』もみて見ましたが、なかなか面白い役者さんですね。今回の映画でも、普段の主人公とメイクで身も心もメタルのボーカリストを見事に演じ分けている。まぁ、どの演技も、ちょっとオーバーですが。

 ありきたりの青春ドラマですが、楽しくおかしく見れました。周りを気にせずガハガハ笑ってしまいました。余談ですが、今の若い人は、映画館で笑ったりしないのですね。外では、やかましいぐらい騒いでいるのに、こういうところで笑わないなんて。不思議です。こんなことを言うようになったら、歳ですかねぇ。
# by pignon71 | 2008-10-01 21:38 | Cinéma
『キャシャーン』という名の映画。
 「噂に聞こえた凄い奴」ならぬ、「噂に聞こえた凄い映画」を見ました。長らくほったらかしのブログに思わずコメントです。

 『CASSHERN』(監督 紀里谷和明 2004年 松竹)

 ピニョン氏は、竜の子プロのアニメ作品を再放送で見ていた世代ですので、多少なりとも期待はしていたのですよ。陰のあるヒーローが好きですし。しかし、これはキャシャーンという名前の全く別物でした。

 反戦映画を撮りたかったのでしょうか。それとも、キリヤ版『伝説巨人イデオン』をやりたかったのでしょうか。

 この監督さんの初監督作品だとか。よく分からんカットが山ほどある反面、どこかで見たようなカットも山ほどありました。好きな絵をつぎはぎしているだけの印象です。台詞もまどろっこしくていけません。2時間20分程度あるようですが、3時間以上見ていた気になりました。

 CGを多用していますが、『イノセンス』を見ているので、猥雑な感じがするだけです。かなりお金と時間は掛けているように見えます。しかし、それがあまり役に立っているように思えないのは、もったいないですね。

 一応、ヒーロー物をやろうとしている様で、アクション・シーンもあります。何故そこでアクション・シーンが必要なのか良く分からない場所で始まります。この映画で記憶に残っているのは、そこだけです。アクション・シーンのコンテは樋口真嗣氏が切っているので、アニメ的な見せ方でしたが、そこだけがキャシャーンでした。、むしろ、あえてアニメ的にしているのかもしれませんね。そうそう、新造人間との一騎打ちで刀はどうかと思います。キャシャーンですから、「叩いて砕く」じゃないと感じ出ません。

 ピニョン氏から見た、最大の問題は、面白くないこと。これは痛かったです。


 結論としては、キャシャーンでやらなければよかったんですよ。素直に反戦と人間愛のドラマにすればよかったんです。苦悩するヒーローを据えて、戦争の悲惨さと虚しさを代表させたかったのかもしれませんが、このヒーローが活躍しないです。何もしてませんよ、彼。むしろ、戦争を拡大させる原因の一つとなり、最後には、すべてを放棄します。

 敵の新造人間を倒したじゃないかと言われるかもしれませんが、女と男の新造人間を倒すことで、何らかのダメージを敵に与えている様子が全く無いです。これでは、キャシャーンのしていることに意味がありません。ブライキング・ボス(劇中で名乗らないのですが、多分そうだと思います)はロボットとを指揮していますが、ブライキング・ボスを倒したのは、キャシャーンではありません。上条中佐です。それに、最後に敵の最終?ロボットが爆発しますが、キャシャーンはそれをとめることも出来ませんでした。ロボットと人間の戦闘を止めてもいません。一見すると戦争は終わっているように見えますが、一時的に戦闘が収まっているだけで、戦争は終わってないのです。

 キャシャーン及び鉄也が、この映画の中でしていたことは、人を殺し、ロボットを壊しただけ。そのくせ、戦争はよくない、人殺しはよくない、復讐は憎しみしか生まない、と言います。さらに言えば、誰かを救ったわけでもありません。みんな死にますから。

 驚くことに、ラストで、キャシャーンとルナが光になって、どこぞに飛んでいきます。自分たちの希望を生み出すために、他所に行き、戦争にあえいでいる人々はほったらかし。おいおい、それは無いよ。

 どうせやるなら、人殺しと復讐しかせず、自分の利益しか追求しない人間存在に絶望したキャシャーンが、上条将軍のところに乗り込んで、大爆発。地球上の文明を根底から破壊する。生き残ったわずかな人類が、この災厄を乗り越えるため一致団結して一からやり直す、というなら、まだ格好が付く様に思います。後始末はちゃんとしましょう。

 この映画の監督、ただ単に、富野由悠季監督の『イデオン』をキャシャーンでやろうとして、やりきれなかったのねというのが、感想です。すべてが中途半端でした。


 最後に一言。フレンダー、ただの犬なのね・・・。
# by pignon71 | 2008-02-02 12:39 | Cinéma
ピニョン氏の新しいDVD発売。
 ピニョン氏の第6弾、『La Doublure』を購入。聴覚障害者用の字幕つき。かなり喋りが早かったので、これはうれしい。
# by pignon71 | 2006-10-03 22:23 | Cinéma
『剣』三部作。
 J氏から以前借りた、三隅研次の『剣』三部作が単品で発売になったので、『剣鬼』と『斬る』を購入。

 あ、そういえば、先日21日に買った、『となりのトトロ』はいいとして、『Les Bleus un parcours de légende』を見ねば。2枚組みで5時間もあるらしい・・・。おぅ。
# by pignon71 | 2006-09-29 23:00 | Cinéma
隻眼、隻腕の男。
 今日の映画。

 『丹下左膳 飛燕居合斬り』 (1966年) 監督:五社英雄 主演:中村錦之助

 丹下左膳というキャラクターのことを良く知らないまま購入し、見てみた。片腕で、隻眼ということしか知らずに買った。左で剣を抜くのだが、まぁ、器用なもんだ。

 立ち回りに関しては、うーん、いまいちかな?と思う。あまりかっこよくないし。最近、丹下左膳の映画があったそうだが、そっちも見てみたい。

 それより何より、中村錦之助のせりふが聞き取りにくい。以前、『柳生一族の陰謀』を見たときも思ったが、聞き取りにくいのだ。最近だと、『御用金』を見たときもそう思った。ふむ。

 そうそう、この2ヶ月ぐらいで買ったDVD。
『里見八犬伝』、『御用金』、『雲霧仁左衛門』、『ダーティ・ハリー』、『ドリーマーズ』、『パリ・テキサス』、『愛のコリーダ』、『白髪魔女伝』・・・。こんなところかな?
# by pignon71 | 2006-07-02 23:26 | Cinéma
映画を見ていなかったわけではないのだが・・・。
 言い訳。

 随分ほったらかしにしてしまっている。個人的に色々せねばならなかった事があり、映画は見ていたのだが、全く更新をする時間が無かったのだ。とほほ。少し、時間が取れるようになったので、また、ポツポツ書いていこう・・・。
# by pignon71 | 2006-06-29 13:46 | Cinéma
カタストロフ映画?
 今日の映画。

博士の異常な愛情』 DR. STRANGELOVE: OR HOW I LEARNED TO STOP WORRYING AND LOVE THE BOMB (1964年 イギリス・アメリカ) 監督:スタンリー・キューブリック 主演:ピーター・セラーズ

 仏題が笑った。「Dr. Folamour」 何も、そこまでフランス語にする必要は無いような気がするんですがね。何でも訳せばいいというもんではないだろうに。

 さて、映画であるが、冷戦下のアメリカ。将軍リッパーが24時間飛び続けている核爆弾を積んだB-52に、ソヴィエトへの攻撃命令を出す。慌てたアメリカは、リッパーに連絡を取ろうとするが、連絡できない。ソヴィエトの大使を呼んで、書記長と連絡を取り、何とかこの核戦争の危機を脱しようとするのだが、書記長は酔っ払っている・・・。

 タカ派の将軍、スパイ活動に余念が無いソヴィエト大使、徹底抗戦をするリッパー将軍、それを説得しようとするイギリス軍将校、爆撃機の兵士たち、対応に窮するアメリカ大統領、で、最後にドイツからやってきてアメリカ国籍を得ている、元ナチスのマッド・サイエンティストとこれだけのキャラクターがみんな生きている恐るべき映画。さらに驚くべきは、アメリカ大統領、イギリス将校、マッド・サイエンティストの3役をこなす、ピーター・セラーズ。まさに、怪演である。

 冷戦と核戦争を扱ったブラック・ユーモアの映画であるが、どちらかというと、人間の性を描いているように思う。また、核戦争を笑いにすることを、快く思わない人もいるだろうが、核戦争自体、ナンセンスなことであるのは勿論であるので、かなり笑える。実際、映画中、一機の爆撃機は核投下に成功する・・・。え・・・?
 その後、アメリカの人たちが話をしていたのは、いかに人類を残していくかと言う話。それも、一人の男性に10人の女性をあてがって・・・なる話をマッド・サイエンティストが利きとして話し始め、勝手にナチの敬礼をしようとする右手と格闘しつつ(時々、「マイン・フューラー」と大統領を呼ぶ)、解説する。どうなるのかな?と思ったら、なんていうラスト!それでいいんかい??それで終わるんかい?まぁ、そこまで突き抜ければいいかな。
# by pignon71 | 2006-04-16 23:38 | Cinéma
愛の一つの形。
 今日の映画。

リード・マイ・リップス』 Sur mes lèvres (2001年フランス) 監督:ジャック・オディアール 主演:ヴァンサン・カッセル エマニュエル・ドゥヴォス 

 聴覚障害をもつカルラは、35歳。住宅会社の秘書をしている。仕事は一人でこなし、プライベートも孤独な一人暮らし。そんな時、過労で倒れてしまったカルラに、社長?がアシスタントを募集するように提案。カルラはしぶしぶ受け入れ、やってきたのがヴァンサン・カッセル演じるポール。前科持ちの保護観察中の男だった。周りの男たちと明らかに雰囲気の違うポール。そんなポールと仕事をしていくうちに、徐々に惹かれていくカルラ。やがて、ポールは、そんなカルラの気持ちを知ってかし知らずか、彼女の読唇術をつかって、ある計画を実行しようとする・・・。

 特に綺麗でも若くもないカルラ。映画が進むにしたがって、変わっていくのは内面だけで、外面の変化はほとんど見られない。強いてあげれば、合間合間に現れる着替えのシーンで、写りの悪い鏡の前で、裸になったり、派手な下着を着けてみたりというぐらい。しかし、確実に変わっていくのがわかる。

 フランス映画らしいと言われるだろうが、最後は毎度のごとく、「で?どうなるの?」と含みを持たせて終わる。ポールとカルラが幸せにその後を過ごすとはとても思えないが、劇中、二人の間に流れていた奇妙な繋がりが、最後に強い繋がりに変わっていくところはいい。カルラのフェティッシュな行動も、外に自分の感情をうまく表せない彼女の気持ちを良くあらわせていたと思う。安直だけどね。

 そのほかの映画。

XYZマーダーズ』 XYZ MURDERS (1985年アメリカ) 監督:サム・ライミ 
 コメディだった・・・。
ロスト・ハイウェイ』 LOST HIGHWAY (1997年アメリカ) 監督:デヴィッド・リンチ
 リンチに混乱の迷路に追い込まれ、笑われているような気がする映画。
# by pignon71 | 2006-04-10 00:08 | Cinéma
叩きつける情熱。
 今日の映画。

真夜中のピアニスト』 De battre mon cœur s'est arrété (2005年フランス) 監督:ジャック・オディアール 主演:ロマン・デュリス

 父と同じ裏の不動産取引業をするトムが、母の様にピアニストになりたい夢を抱え、生きていた。そんなある日、恩師のピアニストに再会し、その才能を惜しまれ、恩師の主催するコンクールに参加するように持ち掛けられる。再び鍵盤に向かうトムだが、何年もピアノを弾いていない上、仕事との兼ね合いは、彼を苦しめる。さらに、彼のピアノの先生となったのは、フランス語を話せない中国人女子学生。そんな中、父との愛憎が絡み、物語が進んでいく。果たして、トムはコンクールにチャレンジできるのだろうか?

 残念ながら、このDVDには、フランス語字幕が付いていないんだな。かなり早いフランス語なので、聞き取れない。むぅ。話の筋はわかるのだが、キーとなる細かい内容がいまひとつわからない。トムの仕事の話がらみは、チンプンカンプン。そのほかは、何とかわかるんだがね。だから、父親が殺される理由がよくわからないのだ。再度、チャレンジしてみよう。いつになるかわからんけど・・・。
# by pignon71 | 2006-04-09 00:17 | Cinéma
クラッシックス?
 今日のお買い上げ。

メトロポリス』、『カサブランカ』、『Good bye, Lenin!』の3枚。

 最後の一本は別にして、今日はクラッシックな映画を買ってしまった。まぁ、こんな日もある。どちらも一度見てみたかった映画だったので、お安いとついね・・・。
# by pignon71 | 2006-04-08 20:10 | Cinéma
空を飛びたい!
 昨日の映画。

紅の豚』 Porco Rosso (1992年) 監督:宮崎駿 主演:森山周一郎

 フランスにやっとお目見えの一本。いつも子供のために映画を作っている宮崎駿が、「自分の為に作ってしまった」という珍しい作品。主人公が中年の豚であること自体かなり異質だが、ピニョン氏の好きな一本。

 第一次世界大戦後のイタリアが舞台。ポルコ・ロッソと言われる空挺乗りの賞金稼ぎがとにかく渋い。豚だけどね。ホテル・アドリアーノの女主人ジーナとのやりとりもいい。

 しかし、中盤以降に登場するフィオに振り回される大人たちには、かなり疑問符をつけねばなるまい。豚とアメリカ人パイロット、カーティスの再戦を引き出す為とはいえ、ポルコがフィオに対して時々見せる青年のような反応は辛い。「仕方ないな、若い娘は」ぐらいの余裕でかわして欲しかった。あれでは、集団ロリコンではないか?と勘ぐってしまう。

 まぁ、その辺りは置いておいても、空中戦や大人同士の会話のやりとりなど、男の子?には堪らないお話。

 昨日のお買い上げ。『紅の豚』
# by pignon71 | 2006-04-08 10:38 | Cinéma
ピニョン氏、モテモテ!
 今日の映画。

La Doublure』 監督: ジャック・ヴェベール 主演: Gad Elmaleh

 友人の koebi さんと見てきた。予想通り、今回は、モテモテ・ピニョン氏だった。トップ・モデルとキスするわ、ヴィルジニー・ルドワイヤン(Virginie Ledoyen)演じる幼馴染とは相思相愛だわと、これまでのピニョン氏とは、かなり違う。どちらかというと、ピニョン氏の同僚のリシャールの方がこれまでのピニョン氏の要素を持っているように思える。

 これまでのドタバタ・コメディというよりは、面白おかしく話が進んでいくので、『Le dîner de cons』でちょっとと思った人でも、楽しく見れると思う。

 早くも、DVDの発売を待っているのだ。楽しみ!
# by pignon71 | 2006-03-30 22:30 | Cinéma
人を愛すること。
 今日の映画。

奇跡の海』 BREAKING THE WAVES (1996年デンマーク) 監督:ラース・フォン・トリアー 主演:エミリー・ワトソン

 スコットランドが舞台。厳格なプロテスタント社会の中で、海上で作業している夫に会えない為に、神に夫が戻ってくることを祈った妻と夫の話。夫は戻ってきたのだが、事故で体が不自由になった夫は、愛するが故に、妻に他の男と寝ることを勧める・・・。

 どうも、最近見る恋愛映画?愛の話?は、強烈過ぎて、エネルギーを吸われてしまう。

 今回は、一見、宗教愛の様に見えたが、宗教を超えた愛を描きたかったのかと思う。形に囚われた周りのプロテスタント信者は、結局誰も救えなかった。夫のラスを救ったのは、夫を死なせたくないという妻ベスの思いだけだったのだから。確かに、彼女は神(キリスト?)と話しているように見えるが、あれは、彼女の中の自分と対話しているのではないだろうかと思った彼女が迷った時、彼女は神との対話が出来なくなってしまうから。

 細かいところが、よくわからなかったが、印象に残ったのは、男だけしか発言できないミサの最中に入ってきたベスが、「・・・漁師である我々が持てる方法は一つしかない。完璧な神の視線に辿り着くことだ。それは、無償の愛によって書かれている聖書の言葉であり、無償の愛による教えだ」と言った男性の言葉を聞いた後に言ったこと。

 「人は言葉を愛することは出来ない。人が愛することが出来るのは、人だ」

 正しい訳かどうかわからないけれど、こんなことを言っていた。宗教に厳格であるが故に、本質である人を愛するということを忘れてはいないか?ということなのだろうか?当たり前の様に思えることが、すごく印象に残った。
# by pignon71 | 2006-03-26 23:38 | Cinéma
結局、何が言いたいの?
 今日の映画。久々に映画館で観賞。

『無極』 (邦題『PROMISE』 仏題『Wu Ji / La légende des cabaliers du vent』) 監督:チェン・カイコー 主演:真田広之、チャン・ドンゴン、セシリア・チャン、ニコラス・ツェー (2005年中国・日本・韓国)

 何も残らない映画だった。何から何まで中途半端。CGは出来が悪いし、アクションも酷い。実際のアクションはいいのだろうが、編集が悪いのか?カクカク動くんですよ。コマ落しがうまくいっていないのか?あと、キャラクターがストーリーの中で死んでます。折角、ヒロインにセシリア・チャンを持ってきたのに、全然生きていない。チャン・ゴンドン扮する、崑崙にストーリーを割き過ぎて、他のキャラクターが全然生きてこない。真田広之、主演のはずですが、全く目立たんよ・・・。そもそも、セシリア扮する傾城を何故彼が救い出し、愛そうとするのかイマイチわからん。唐突も無く恋に落ちた?落ちようとした?としか思えない。ニコラス・ツェー扮する無歓の方が、よっぽどわかりやすい。

 ラスト・シーン、崑崙と傾城が飛んでいくシーン。飛ぶ時点で笑ってしまったのだが、傾城は真実の愛?を得て、崑崙は自分の求めるもの(傾城?)を得て、新たな運命に生きていくという解釈でいいのかね?

 結論。死んだ人のものとはいえ、例え、それが饅頭ひとつでも、盗みを働くことは駄目だということかな?え、ちがう?

 一番わからなかったのが、この舞台は架空のアジアの一国家の話のらしいが、だったら、中国語という言語に固執する必要は無かったように思う。俳優を3カ国から集めたなら、いっそのこと英語でやっても良かったんではないか?と思う。まぁ、どうみても中国なんだけどさ。

 話で聞いていたストーリーが所々抜けていたので、おかしいなぁと思って時間を見たら、フランス版、1時間43分。日本公開版、2時間4分となっていた。帰ったら見直してみるべきか?しかし、カットしすぎではないか?

 これは、こちらの問題なのだが、中国語をフランス語に置き換えるとき、特に、地名や人の名前を置き換えるときに、漢字の意味をフランス語に置き換えるので、かなり戸惑う。そこに引っかかって、こいつは何だ?と思うことがある。やはり、見直してみるべきか?

 チェン・カイコーは嫌いではないのだが、どうもハリウッドに進出してからおかしなことになっている。今回の映画も、CGをあそこまで多用する必要をあまり感じなかったし、むしろ邪魔に思えた。これは、チャン・イーモウの『英雄』と『十面埋伏』の成功があるのかもしれないが、ちょっと酷すぎた。『功夫』の方が全然いいものになっている。

 さて、この映画で一番は、ニコラス・ツェーだろう。彼だけ光っていた。アクションの切れも良かったし、何せ耽美していた。嫌味なのに、あまり嫌味が気になら無かったよ。何より、それしか印象に残らなかった。むぅ・・・。
# by pignon71 | 2006-03-21 17:40 | Cinéma
今度はもてるのか?
 フランシス・ヴェベールの最新作が今月の29日からフランスで公開になる。『La Doublure』というタイトル。直訳すれば「代役」ということになるか?

 ダニエル・オートゥイユ演じるピーエルが、不倫相手の有名なトップモデル、エレーナとの写真を撮られ、妻から離婚を迫られる。その写真が出ている雑誌の写真に、ただの通行人として写っていたのが、ピニョン氏だったのだ。妻の疑惑をかわす為、ピエールの代わりに一緒に住むことになるのが、ピニョン氏になる。勿論、ピニョン氏のこと、このまま普通に終わるわけはないのだ・・・。おまけに、今回のピニョン氏、ちょっとモテモテの予感。僕がもてる訳でないのだけれど。

 とにかく、公開が待ち遠しい!

 フランス語オフィシャルサイト

# by pignon71 | 2006-03-17 12:49 | Cinéma
こんな恋がしたいの?
 久々に本のことを。

 フランスにいるので、日本語の新刊を読むことは早々出来ないのであるが、ネットで連載されているものを読むことが出来る。そんな中、ずっと読んでいるものがある。村山由佳の『おいしいコーヒーのいれ方』。

 先ほど、10巻目(10の2となっているのがよくわからん。上下巻か?)の最終回をネットで読んだ。甘酸っぱい。毎回、何かしらの進展がありそうでないシリーズだったが、ここで一つ盛り上がりを見せ、ひと段落した。

 この小説は、Jump J books という小中学生(中高生?)をターゲットにしているノベルズで続いている。「ジャンプ」と名のつく通り、漫画と小説の融合から始まったノベルズ。よって、ラヴ・ストーリーにはこれ!!という感じの甘ったるい絵も着く。

 いい年こいて、こういう話が嫌いじゃないから困ったもんだ。一人称で主人公の大学生(シリーズ開始当初は高校生)が話を続けているので、感情移入しやすいのだろう。また、自分の出来なかった恋愛を小説の中で体験しようとしているのかもしれない。要は、ラヴラヴしたいぞと。それもあれこれある恋愛。とほほ。
 今日会ったフランス人カップルの財布の中に、お互いの写真が入っているのを見て、「俺もやりたい」とつぶやく男です、はい。

 作者の村山由佳は、今では直木賞作家になってしまいましたが、頑張って続けてほしいものだ。ただ、このシリーズを本屋で買うのがちと辛い。表紙がいかにもって感じの表紙。文庫だとマシなんだがね。まぁ、ノベルズでずっと買っているから買うけどさ。ただ、無駄にでかいんだよなぁ、このノベルズ。ちなみに、乗っけた画像は9巻のもの。

 この小説のサイトを見たい人は、こちらへどうぞ
# by pignon71 | 2006-03-15 01:01 | Livre
それで良いのか、宇宙人?
 今日の映画。

宇宙戦争』 WAR OF THE WORLDS (2005) 監督:スティーブン・スピルバーグ 主演:トム・クルーズ

 あほな地球人とあれほどの科学力があるくせにあっさりやられてしまう宇宙人の話。あの程度で地球侵略が失敗するなんて。もっと事前に研究してからやってこい!と思った。あと、息子のロビー、何で生きている?絶対死んでいるだろう。訳がわからん。初めに色々盛り上げた割りには、あっさり終わってしまった。つまらない。
# by pignon71 | 2006-03-13 01:01 | Cinéma
12時間フィルム・マラソン。
 今度は、12時間と半分になったが、今回はちと大変だった。この頃、あまり寝ていなかったのでね。だから、何を見たかよく覚えていないのだ。

 で、覚えているもの。
『オーディション』
『殺し屋1』
このあと何か見たか?覚えているのは、『スナッチ』だけ。
あれ?あと何を見たっけ?

 1時過ぎにJ氏宅を退出。あ、4ユーロ返さないと。

 今日のお買い上げ。
『博士の異常な愛情』 DR. STRANGELOVE: OR HOW I LEARNED TO STOP WORRYING AND LOVE THE BOMB (1964年)
# by pignon71 | 2006-03-11 21:29 | Cinéma
製品に殺される社長。
 今日の映画。

アイランド』 THE ISLAND (2005) 監督:マイケル・ベイ 主演:イアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンセン

 可も不可もない普通のSF映画。特に感想も無かった。イアン・マクレガーの2役が、両極端な演技で面白かったぐらいか?しかし、あのエンディングはえらいことだよ。アメリカ大統領が2人になるし、彼らのアイデンティティはどうなるんだろう?などと考えていたら、何とも収集がつかんなとあきれ返る。

 スカーレット・ヨハンセンと言えば、『ロスト・イン・トランスレイション』を、友人に借りてみた。大して面白くない映画だった。彼女だけ見ていた。オープニングの寝姿はいい。ビル・マーレーは、どうしても、『ゴースト・バスターズ』のイメージが抜けないので、何を見ても、あのテーマソングが聞こえてくる。

 あとで、J氏が言っていたが、「あの映画ってさ、社長のほうから考えると、製品に殺されるんだよね」と言う。おう、大変な話なんだな!喜んでハッピー!になっている場合ではなかったんだ。あははは!
# by pignon71 | 2006-03-09 02:42 | Cinéma
狂気の愛。
 今日の映画。

アデルの恋の物語』 L'HISTOIRE D'ADELE H. THE STORY OF ADELE H. (1975年 フランス) 監督:フランソワ・トリュフォー 主演:イザベル・アジャーニ

  アデルがピントンに狂おしい恋心で迫り捲くり、最後はピントンすら認識できないぐらいに行ってしまう映画。アジャーニの映画で、『カミーユ・クローデル』があるが、あれも行ってしまう映画。どちらもアジャーニの目が強烈。

 トリュフォーによると、この映画はハッピーエンドなんだそうだ。思いもここまで来れば幸せと言うことか?
# by pignon71 | 2006-03-06 01:20 | Cinéma


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